よくあるご質問
障がい児支援に関して
よくあるご質問
児童発達支援
ことばの発達が遅くて心配です。
ことばの発達には個人差があり、同年代の子と比較してご不安を感じることもあるかと思います。児童発達支援では、はじめに専門的な発達テストを行い、お子さんの年齢や発達状況をしっかり精査してから適切な支援を行います。コミュニケーションに関しては、代替言語『MAKATONサイン』を使い、楽しく学びながら発語を促進していきます。
何度教えても、数を覚えられず悩んでいます。いい方法が知りたいです。
数をどう捉え、どのように認識しているかはお子さんによって違います。私たちが運営する児童発達支援施設では、『安曇野プラン』という方法を採用し、数の概念を楽しく学んでいます。詳しくは施設スタッフがわかりやすくご説明しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
機嫌の悪さや睡眠、運動などに心配があります。
抱っこを嫌がる、よく泣く、不機嫌なことが多い、睡眠が不規則である、身体の動きがぎこちないなどの様子がみられたら、感覚の過敏さまたは鈍さがあるのかもしれません。児童発達支援をご利用していただく場合は、必要に応じて感覚を補う支援を行っていきます。
児童発達支援とはどのようなサービスですか?誰が利用できますか?
児童発達支援は、主に0歳から6歳までの未就学のお子さんで、発達に支援が必要なお子さん(発達の遅れ、言葉の遅れ、落ち着きのなさ、集団行動への苦手さなど、医師の診断がない場合も含む)とそのご家族を対象とした福祉サービスです。日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練など、お子さん一人ひとりの発達状況や課題に合わせた個別支援計画に基づいて、専門的な療育を行います。
医師の診断がないと利用できませんか?療育手帳は必要ですか?
必ずしも医師の診断書や療育手帳が必要というわけではありません。保健センターでの発達相談や乳幼児健診で指摘を受けた、保護者のかたがお子さんの発達に心配がある場合など、自治体がサービスの必要性を認めれば受給者証が交付されることがあります。まずは、お住まいの自治体の担当窓口にご相談ください。
何歳から利用できますか?
基本的には0歳から6歳の未就学のお子さんが対象です。対象年齢の下限についてはお問い合わせください。
幼稚園や保育園に通っていても利用できますか?
はい、幼稚園や保育園に通いながら、並行して児童発達支援を利用することができます。園と事業所が連携を取りながら、お子さんの育ちをサポートしていきます。
個別療育ではどんなことをしますか?
お子さんの発達段階によって内容は異なりますが、遊びを通して発達を促す活動が中心です。具体的には、以下のような活動を行います。
・指先の訓練(ひも通し、パズルなど)、認知課題、言語訓練など、個々の発達課題に合わせた取り組み
・感覚遊び(粘土、感触遊びなど)、音楽活動、製作活動、ごっこ遊び、絵本の読み聞かせなど
・SST(ソーシャルスキルトレーニング):挨拶、順番を守る、気持ちを伝える練習など、社会性を育むための関わりについて
見学時や契約時に詳しく説明させていただきます。
個別支援と集団支援、どちらが中心ですか?
児童発達支援につきましては1時間前後の小集団プログラムと個別療育のみの提供となっております。
慣らし保育はありますか?母子通園ですか、それとも母子分離ですか?
基本は母子同席での実施ですが、お子さんの状況やプログラムによっては母子分離で行うことがあります。多くの場合、お子さんが安心して過ごせるように、慣らしの期間を設けています。期間や方法はお子さんの状況によって異なります。
幼稚園や保育園との連携はどのように行われますか?
お子さんの育ちを支えるために、幼稚園や保育園との連携は非常に重要です。保護者の同意を得た上で、園の先生と情報交換を行ったり、必要に応じて園を訪問して様子を見学したり、合同でカンファレンスを行ったりすることがあります。連携の具体的な方法や頻度は状況によって異なります。
保護者が参加する行事や面談はありますか?
はい、保護者向けの勉強会や、個別支援計画の説明や日頃の様子を共有するため、約半年に1度の定期的な面談などがあります。
週に何回くらい利用できますか?
利用できる日数は、受給者証に記載される支給決定内容(利用上限日数など)と、事業所の空き状況、お子さんの状況やご家庭のニーズなどを総合的に勘案して決定されます。相談支援専門員や事業所と相談しながら、適切な利用回数を決めていきます。
放課後デイサービス
放課後デイサービスとは、どのようなサービスですか?誰が利用できますか?
放課後デイサービスは、学校(小学校・中学校・高校・特別支援学校)に就学している、障がいのあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、授業終了後や学校休業日に通うことができる福祉サービスです。生活能力の向上、社会との交流促進、学習支援、余暇の提供などを目的とし、お子さん一人ひとりの状況に合わせた支援計画に基づいてサービスが提供されます。
障害者手帳や療育手帳がないと利用できませんか?
必ずしも手帳が必要というわけではありません。医師の診断書や、専門家(児童発達支援センターの相談員など)の意見書などに基づき、自治体がサービスの必要性を認めれば受給者証が交付される場合があります。まずは、お住まいの自治体の担当窓口にご相談ください。
何歳から何歳まで利用できますか?
原則として、小学校1年生から高校3年生までの就学児童が対象です。
どの地域に住んでいても、希望する事業所を利用できますか?
基本的にはお住まいの市区町村が発行する受給者証で、その市区町村内の事業所を利用することになります。市外の事業所を利用したい場合は、お住まいの自治体と事業所のある自治体の両方に確認が必要となる場合があります。
どのような活動をしますか?1日の流れを教えてください。
預かり利用の場合
・来所(送迎についてはお問い合わせください)
・宿題・学習支援:学校の宿題のサポートや、個別の課題に合わせた学習支援を行います。
・創作活動・運動:工作、絵画、音楽、室内や屋外での運動など、楽しみながら発達を促す活動をします。
・SST(ソーシャルスキルトレーニング):コミュニケーション能力や社会性を育むためのグループワークなどを行います。
・日常生活動作訓練:着替え、片付け、手洗いなど、日常生活に必要なスキルの習得を支援します。
・余暇活動・自由遊び:おもちゃやゲーム、読書など、子どもたちがリラックスして過ごせる時間も大切にしています。
・季節の行事・イベント:お楽しみ会や遠足など、季節に合わせた行事を行うこともあります。
・1日の流れは、学校のある日と休校日で異なります。詳細なプログラムやタイムスケジュールは、見学時や契約時に説明いたします。
宿題を見てもらえますか?
宿題のサポートを行っていますが、どこまでサポートするか(例:声かけのみ、一緒に取り組む、丸付けまで行うなど)は個別の支援計画によって異なります。
学習面での遅れが心配です。特別な学習支援はありますか?
事業所によっては、学習支援に力を入れているところや、特定の学習プログラム(例:読み書き支援、算数支援など)を提供しているところもあります。お子さんの状況やニーズに合わせて、個別支援計画の中で対応を検討しますので、ご相談ください。
集団活動が苦手なのですが、大丈夫でしょうか?
お子さんの特性に合わせて、無理なく集団活動に参加できるよう配慮します。最初は少人数のグループから始めたり、個別で過ごせるスペースを設けたりするなどの対応が可能です。スタッフがお子さんの気持ちに寄り添いながら、少しずつ集団に慣れていけるようサポートします。
週に何回、1日に何時間くらい利用できますか?
利用できる日数や時間は、受給者証に記載される支給決定内容(利用上限日数など)と、事業所の受け入れ状況によって決まります。お子さんの状況やご家庭のニーズ、自治体の判断などを踏まえて、相談しながら利用計画を立てていきます。
他の事業所や習い事と併用できますか?
受給者証に記載された支給量の範囲内であれば、複数の事業所を併用することは可能です。習い事との両立については特に制限はありません。
利用開始にあたって、何か準備するものはありますか?
契約の際に説明させていただきますが、着替え、水筒、連絡帳、宿題、筆記用具等です。
子育ての悩みや、家庭での関わり方についても相談できますか?
はい、保護者支援も重視しており、子育てに関する相談に応じています。定期的な面談の機会を設け、支援計画の更新や共有をしながら保護者のかたに寄り添ったサポートを心がけています。
オムツがまだ取れていなくても大丈夫ですか?トイレトレーニングはしてもらえますか?
はい、オムツが取れていない場合はお子さんの発達段階に合わせて、ご家庭と連携を取りながら、排泄の自立をサポートします。
共通事項(手続き・料金・その他)
利用するにはどうすればよいですか?手続きは難しいですか?
ご利用には、お住まいの市区町村の福祉担当窓口(または児童相談所など、自治体によって窓口が異なります)に申請し、「通所受給者証」の交付を受ける必要があります。手続きの一般的な流れは以下の通りです。
1.お住まいの自治体の担当窓口や相談支援事業所に相談
2.利用したい事業所を見学・相談
3.サービス等利用計画案の作成(相談支援事業所に依頼するか、セルフプランで作成)
4.申請書類(利用計画案を含む)を自治体の窓口に提出(必要に応じて、医師の意見書やサービス等利用計画案の提出を求められることがあります)
5.認定調査や審査
6.「通所受給者証」の交付
7.利用したい事業所との契約
8.利用開始
手続きについてご不明な点があれば、お問い合わせください。
「通所受給者証」とは何ですか?取得には何が必要ですか?
「通所受給者証」は、福祉サービスを利用するために市区町村から交付される証明書です。これがないと原則として放課後デイサービスを利用できません。取得には、申請書、お子さんの状況がわかる書類(医師の意見書、療育手帳、障害者手帳など、必須ではない場合もあります)、サービス等利用計画案などが必要になることが一般的です。
利用料金はどのくらいかかりますか?
利用料金は、国が定める基準に基づいて計算されますが、世帯の所得に応じて利用者負担上限月額が設定されています。そのため、ひと月に利用したサービス量に関わらず、それ以上の負担は生じません。具体的な金額は、受給者証に記載されます。その他、おやつ代や教材費、イベント参加費などが別途実費でかかる場合があります。詳しくは見学、契約時にご説明いたします。
給食やおやつはありますか?アレルギー対応は可能ですか?
給食については実施しておらず、学校休業日にはお弁当の持参をお願いしております。おやつに関しては事業所によっては提供していないところもあります。アレルギー対応については、事前に詳細な聞き取りを行い、可能な範囲で対応させていただきますが、対応が難しい場合もありますので、事前にお問い合わせください。
送迎サービスはありますか?
送迎サービスは、施設によってご提供内容が異なります。そのため、送迎の可否や送迎対応エリア、送迎する場合の時間帯などについては、各放課後デイサービス施設にお問い合わせください。
見学や体験利用はできますか?
見学は可能です。体験に関しましては、事業所によっては行っていませんので、事前に電話などでお問い合わせください。
障がい者支援に関して
よくあるご質問
就労継続支援B型
就労継続支援B型の働き方や仕事内容を教えてください。
就労継続支援B型では、雇用契約を結ばず、利用者さんが作業分のお金を工賃としてもらいながら知識と能力向上に必要な訓練を行います。仕事内容は各施設によって異なり、箱詰めなどの軽作業からパソコンを使用した業務までさまざまです。体調に合わせてお仕事できるため、無理なく働けます。
どんな人が働いていますか?
当社が運営する施設では、就労意欲のある20〜60代のかたが働いています。性別に関係なく、ご自身のできることや意欲をもとに、さまざまなお仕事に取り組んでいただいています。
ちゃんと働けるか、うまくできるか不安です。
まずは生活のペースをつくるところから始めるかたもいらっしゃいます。仕事は一人ひとりの状況を考慮し、お互いに話し合いながら進めていきます。ご不安なこともあるかと思いますが、まずはお気軽にご相談ください。
共同生活援助
共同生活援助とはなんですか?
共同生活援助では、障がいのあるかたに共同生活できる住居をご提供し、日常生活の援助や相談などの支援を行います。生活に必要な支援が受けられ、利用者さんの安全を確保することができます。また、社会での孤立を防ぐ効果もあります。
住居内にはスタッフさんもいますか?
共同生活施設内には、専門スタッフが在籍しています。利用者さんが不安なく過ごせるよう、日中・夜間交代でサポートしますので、ご安心ください。
個室はありますか?
利用者さん一人ひとりに個室があり、室内にはベッドやテレビ、カーテン、照明、エアコンなど生活に必要なものがひと通り揃っています。入居に伴い、大型の家具や家電などをご購入いただく必要はありません。
相談支援に関して
よくあるご質問
計画相談支援・
障がい児相談支援
相談したいのですが、どうしたらいいですか?
相談支援をご希望のかたは、直接相談支援施設にお電話していただくか、来所していただくようお願いしております。また、お住まいの地域の区役所(福祉課)や保健センター(保健予防課)にご相談していただいてから、当社にご相談いただくことも可能です。
本人以外が相談しても良いですか?
ご家族のかたやご友人など、どなたでもご相談いただくことは可能です。しかし、利用にあたっては必ず利用されるかた(ご本人)もお越しいただく必要があります。事前に打ち合わせしておきたいことがあるなど、ご希望がありましたらお電話でお問い合わせください。
どんな相談でもできるんでしょうか?
相談支援施設でお受けしているのは、障がい福祉サービスを受けるにあたり、何に困っているのか、どんなことに悩んでいるのか、今後どういった生活をしたいのかなど、自立に向けた支援の相談です。なんでも相談をお受けしているわけではないため、ご了承ください。
育児支援に関して
よくあるご質問
名古屋市地域子育て支援拠点・
いこいの家事業
施設を利用するためにはどうしたらいいですか?
マイハウスまたはどんぐり広場はご予約なしでご利用いただけます。一部イベントや講座については事前予約が必要なため、各施設の営業日時をご確認の上、お気軽にお問い合わせください。
施設の利用料はどれくらいかかりますか?
マイハウス・どんぐり広場は無料でご利用いただけます。なお、イベントや製作あそびなどに参加される場合は、材料費などのご負担をお願いしております。金額や活動内容については、施設担当スタッフまでお問い合わせください。
必要な場合は、子どもを預かってもらえますか?
基本的に、お子さんだけをお預かりすることはできません。お子さんが安全に楽しく遊べるよう、保護者のかたの同伴をお願いしております。
学習支援に関して
よくあるご質問
名古屋市中学生の学習支援事業
利用料や学費はいくらかかりますか?
チャンス塾は無料で利用できる学習会です。利用料や学費をお支払いいただく必要はありません。
参加できるのは中学生だけですか?
名古屋市内で行っているチャンス塾(名古屋市中学生の学習支援事業)は、中学生が利用することができます。利用開始窓口は、区役所の民生子ども課及びくらしサポートセンターになります。利用をお考えのかたは、お近くの窓口で学習支援についてお問い合わせください。
授業の頻度はどれくらいですか?
週2回タイプでは、1回2時間の授業を週2回(年間96回)実施しています。また、週1回タイプでは、1回2時間の授業を週1回(年間52回)実施しています。
児童養護施設への出張塾
児童養護施設ではどんな人が参加できますか?
名古屋市・半田市の児童養護施設で行っているチャンス塾(児童養護施設への出張塾)に参加できるのは児童養護施設にいる中学生のお子さんです。
授業の頻度はどれくらいですか?
チャンス塾がご提供する授業は週に1回です。時間ごとに小学生の部、中学生の部と分かれて実施しています。小学生の部は、コグトレを中心に学習への導入に力を入れています。中学生の部は、進学を視野に入れて個別指導を行っています。
コグトレとはなんですか?
コグニティブトレーニングの略称です。
注意、記憶、言語理解、知覚、推論・判断といった、学習の土台を育む5つの認知機能を遊び感覚で養います。